Windows上のメールソフト(メーラ)は多数に上り、代表的なものだけでも、
などがあります。このリテラシーでは、「鶴亀メール」を利用していきます。 数多くのメーラの中でも、鶴亀メールを選択した理由は、
といった点があげられます。まずは、下記の手順で 鶴亀メールを立ち上げてみてください。
鶴亀メールを起動させたものの、まだ何も設定されていませんので、メールの送 受信ができません。これから設定を行っていきます。
まず、アカウントを作成します。アカウントと は、「メールアカウント」のような表現で使用されることもあり、 自分用のメールの窓口のようなものです。下図のように、メニューバーから 「アカウントの新規作成」を選んでください。
そして、個人情報を入力してください。下図の「アカウント名」は、自由に 設定しても構いません。
次に、メールサーバの情報を入力してください。下図の「受信メールサーバー用 のユーザーアカウント名」は、EDUのネットワークシステムにおける 自分自身のアカウントを入力して下さい。
すると、下図のような画面が表示されるはずです。下の図では、
という3つのアカウントを設定してあり、そのうち、「e03000ab」のアカウン トが選択されているという状況です。
アカウントを追加したいときにも、上記と同様に、「アカウントの新規作成」 を選んでください。複数のアカウントを設定し、切り替えて使用することも 可能です。
それでは、新しいメールを作成してみます。
のボタンを押すと、新規メール作成用のウィンドウが立ち上がります。
そこで、メールの宛先の「To」には、自分自身のメールアドレス (下記の例では、e03000ab@edu.tuis.ac.jp)、本文には適当な文章を 書いてみてください。下の図はその見本です。
送信するには、のボタンを押してくださ
い。
上記で送られたメールが受信できるか確認します。鶴亀メールの本体の
のボタンを押してくださ
い。
メールにWordやExcelのファイルを添付して送信することはよくあります。
ファイルを添付するには、新規メールを作成している画面で、
のボタンを押してくださ
い。現れたウィンドウで、添付したいファイルを指定してください。
新しいメールを作成するとき、自分自身の名前など、決まりきった表現をよく 使用することがあります。そのような定型表現はテンプレートに設定します。 テンプレートの設定を行うには、下図のように
新規用、返信用、転送用と3種類ありまして、下記に私の例を示します。 「挿入」ボタンから、様々な書式を選べますの で、自分自身でもいろいろな設定を試してみてください。
署名は、自分自身の所属などを表し、メールの末尾につけるのが望ましいと されています。この署名も毎回入力するのは大変なので、テンプレートと同様に、 一度設定しておくと自動的に新規メールや返信メールなどに署名をつけることが できるようになります。
特定の人や集団から送られてくるメールは、あるフォルダに分けて管理したい場 合があります。メールを受信した段階で自動的に振り分けてくれるように設定す ることができます。そのためには、下記のように振り分けたいメールを指定した 上で、下の図のように設定 → 簡単振り分け設定 を指定します。
すると、どの項目を元に振り分けるか、その条件を指定するように指示されます。 特定のメールアドレスを元に振り分けたい場合や、特定のメーリングリストから のメールを振り分けたい場合など、状況に応じて異なる設定ができます。
よく使用するメールアドレスは、アドレス帳に記録しておくと便利です。アドレ
ス帳を開くには、をクリックするか、メニューバーから指定する場合には、
を選んでください。