2002/05/20: ArcMapの基本操作(3)

はじめに

講義の目的：前回に引き続き、GISソフトウェアであるArcMapにおける テーブルの作成方法を身につけ、活用方法の一例を学習する。

確認：この時間が始まるまでに、千葉市のshpファイルを重ね合わせたデータセッ トを用意している上に、「pm_aza_chiba.shp」の属 性データに「1992年人口」というフィールドを 追加し、データを入力してあるものとして話を進める。

上記の準備ができていないものは、2002/05/13 須崎クラスの内容のページを参照すること。

実習

1. 前回と同様の手順を経て、今回は若葉区の各町の2002年の人口データを、 「pm_aza_chiba.shp」の属性テーブルに追加する。

   • 前回のページ
   • 2002年の人口データ

2. 2002年人口と1992年人口の比率を、「等級シンボル」で円の大きさで表示

   • 「プロパティ」の「シンボル」の「等級シンボル」にて設定可能。その際、 「フィールド」の項目は、

     • 値： 2002年人口
     • 正規化： 1992年人口

   • 比率をもとに下記の5段階のクラスで表示

     • 0.8以下
     • 0.8より大1.0以下
     • 1.0より大1.2以下
     • 1.2より大2.0以下
     • 2.0より大

   • わかりやすく表示するため、下記のshpファイルは非表示に設定してある （単にチェックをはずすだけで非表示に変更可能）

     • tm_text_chiba
     • tm_mark_chiba
     • pm_green_chiba

   （下図は実行結果：）

   




3. 上記の表示結果を「Print Screen」で保存し、画像処理ソフト上で画像として 保存する。課題専用のWebページを作成し（~/public_html/gis/kadai.htmlとす る）、画像を貼付する。

課題

各自の~/public_html/gis/kadai.htmlとい うWebページを作成し、上記の演習の3の結果を貼付せよ。

Webページ作成に時間がかかるものは、上記の2の結果の印刷物でもかまわない。 この場合は、6階のラウンジのボックスに投函するように（私の部屋の扉の郵便 受けではないので間違わないように）。

締切	2002年5月23日（木）21:00まで
評価項目	指示された項目を満たしているか？

特別課題

特別課題を達成できた場合、通常の課題点に加え、特別の点数を加算する。 意欲のあるものは取り組んでほしい。

上記の課題のページ~/public_html/gis/kadai.html に、下記の結果を貼付せよ。

• 駅のデータである「lm_stion_chiba」を利用して、各駅からの距離を計算し、 他のデータに重ね合わせて表示させたい。「Spatial Analyst」を利用すると距 離を計算できるがどのようにすればいいか？自分で試行してみよ。

（下図は実行結果：）