2002/05/13: ArcMapの基本操作(2)

はじめに

講義の目的:GISソフトウェアであるArcMapにおけるテーブルの作成方法を身に つける。

今回以降、株式会社パスコ様のご厚意により千葉県全域のデータを使用できる ようになった。 ArcMapを起動する前に、必要なデータを自分のフォルダに保存する。 データを保存するフォルダを 決めるが、ここでは「gis」というフォルダを作成したと仮定する。 必要なデータは、

Y:\env\susaki\gis\chiba

にあるので、上記のフォルダにあるデータを全て、自分のフォルダ「gis」にコピーする。

授業の進め方:教卓のHDからGISデータを学生へ配布する。ArcMap を立ち上げ、GISの操作を教師の操作を見ながら、個人が行う。

実習

  1. テーブルの復習
  2. 千葉市の各種shpファイルを追加する(下図は実行結果)
  3. shpファイルを追加した状態

  4. "lm_stion_chiba.shp"の凡例を目立つように変更 (下図では、赤色で5ポイントの幅に変更)
  5. lm_stion_chiba.shpの凡例を変更

  6. "lm_rail_chiba.shp"の凡例を"Manage"ごとに分けて表示。中でも「千葉都 市モノレール」は目立つように変更
  7. lm_rail_chiba.shpの凡例を変更

  8. 個別属性表示ボタンをアクティブにした状態 個別属性表示ボタンで、下図のよ うに町単位での属性が表示されることを確認せよ。
  9. 町単位での属性表示

  10. 1992年の若葉区の町単位の人口を追加

    1. 若葉区だけを選定: "pm_aza_chiba.shp"のレイヤに対して、若葉区だけを選択する。 (ここでは敢えてやり方を書かない。以前行った内容なので自分で試行錯誤して ほしい)
    2. 若葉区だけを選択した結果

    3. 属性テーブルを開く
      "pm_aza_chiba.shp"のレイヤをアクティブにした状態で右クリックして、下図 のように属性テーブルを開くことができる。
    4. 町単位での属性表示

    5. 属性のソート
      "pm_aza_chiba.shp"の属性テーブルは最初は下図のように表示される。上記で若 葉区のデータのみ選択した結果、青く表示されている。

      属性データ(若葉区のデータはばらば
    らに表示)

      この属性テーブルに 人口データを追加していくが、このままでは編集しにくい。 したがって、若葉区だけ集中して表示されるようにしたのが、その下の図である。 どのようにすればいいか考えて試してみよ。

    6. 属性データ(若葉区のデータは集中して
    表示)

    7. フィールドの追加
      「オプション」ボタンをクリックすると、下図のようにフィールドを追加でき る。

      フィールドの追加

      ここでは、下図のように「1992年人口」というフィールドを「Long Interger」 として定義する。

      フィールドの追加2

      その結果、下図のように新たなフィールドが表示される。

      フィールドを追加した結果
    8. データの書き込み

      エディタボタン左図のエディタボタン で「編集の開始」を選択して、上記の「1992年人口」の空欄にデータを入力して いく。その結果、下図のように入力データが反映される。これを若葉区の全町に 対して行う。若葉区の1992年の町単位の人口は こちらのページ に記載されている。

    9. データ入力結果
  11. 上記と同様の方法で、2002年の若葉区の町単位の人口を追加



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