基本事項:演習中の印刷

ソースコードと実行結果の合成

情報処理概論演習など演習において、ソースコードと実行結果の両方の出力が 要求されるときがあります。 例えば、下記のソースコードhello.cを例に説明します。

hello.c
#include <stdio.h>

int main(void) {

    printf("こんにちは\n");

    return 0;

}

上記のhello.cを下記のようにコンパイルしたと仮定します。

% gcc hello.c

コンパイルが成功すると、実行形式のファイルが生成 されます。その結果、「a.out」というファイルができています。 下記のように実行したとしましょう。

% ./a.out
こんにちは

上記の実行結果を、hello.cの末尾に貼付けます。その際には、 /* */を用いてコメントアウトします。 コメントアウトしないと、次回コンパイルした際にエラーが返されます。 下記のように追記してください。

hello.c(実行結果つき)
#include <stdio.h>

int main(void) {

    printf("こんにちは\n");

    return 0;

}
/*
% ./a.out
こんにちは
*/

印刷方法

実行結果も記録したhello.cを印刷するには、下記のようにkterm上で入力します。

% a2ps hello.c | lpr

この出力結果を演習中に求められることがありますので、上記の印刷方法を 覚えておきましょう。


須ア純一 京都大学大学院 工学研究科社会基盤工学専攻 空間情報学講座
[C言語 演習問題トップページ] [須ア純一ホームページ]